たまには小説でも

軍曹と僕

「ねえ軍曹、何してるの？」
と僕は軍曹ルームに入って軍曹に聞いた。そしたら軍曹は
「もちろんガンプラ作りでありますよ。」と作りながら笑った。とても嬉しそう。
「軍曹聞くけどさあ、ケロン星にはガンプラはないの？どうして好きになったの？」
と聞いたら軍曹は何か考え込んじゃったみたい。
心なしか寂しそうな眼で軍曹は語り始めた・・。
「・・そう言えば我がケロン星にはガンプラはなかったでありますな・・。
なぜ好きになったと言うと・・・すまない冬樹殿、まだ言えないのであります・・。」
「そっかあごめんね軍曹、変なこと聞いちゃって。」 
「いや、たぶんいつの日にか話さなければいけないのであります。」
軍曹・・それを話すのってもっと先の話だよね・・。
「・・冬樹殿、所詮我々は侵略者。
いずれは地球侵略が終われば我輩はケロン星に帰還。
侵略に失敗した場合小隊は解散、我輩は記憶を消される・・
どっちにしろガンプラ・・・
もとい冬樹殿たちとは別れなければいけないのであります。
こんなこと本当はしたくない・・別れたくない・・・」
「軍曹！・・」
「だからもう何も聞かないで欲しいであります！・・・」
軍曹は泣いていた。そうだよね、僕も軍曹と別れたくはないもの・・・
軍曹の気持ちよくわかるよ・・・・。僕だって別れるのは辛いもの・・。
「軍曹は侵略するのが目的なんだよね？」
質問はしたくないのについ聞いてしまいその質問が軍曹を苦しめる・・・
「そう・・使命。」とぽつりと言った。
「でも僕たち友達だよね！」友達だからそう信じたい。
「冬樹殿！ありがとうであります！」
と急に軍曹が抱きついてきた。まあいつものことだから驚かないけど・・・
侵略される側と侵略される側。
軍曹が軍人じゃなければ今頃どうなっていたんだろう。
たぶん冷酷な軍人が僕をすぐ撃ち殺していたかもしれない。
でも軍曹は違った。僕を友達と認めてくれたから。
だから僕は侵略ができてもできなくても
軍曹を守ってやりたい・・・・家族だから、友達だから・・・・
僕はそう思い軍曹をそっと抱きしめた。もう失いたくない・・・軍曹、大好きだよ

 

最近ケロロ軍曹のアニメ感想しか書いてないのでケロロ軍曹の小説試しに書いてみました。

下手ですみません。なんか悲しい話になってしまって・・・

そういえば小説では「ギロ夏」はいっぱいありますが「冬ケロ」はあまりないですよね。

だから冬樹とケロロの友情小説が書きたかったです。これは冬樹視点の小説です。

ちなみに金曜の放送見逃してブログ書けませんでした。

すっかりケロロ中心のブログになってしまいました。それでは。